【アディスアベバ=角谷志保美】国際医療支援団体「世界の医療団」の日本人女性医師ら2人がエチオピア東部オガデン地方で誘拐されてから、29日で1週間が経過した。
2人が拘束されているとみられる隣国ソマリアからの情報では、2人に危害は加えられておらず、地元長老らが解放に向け、犯行集団の説得を続けている。
在ケニアのソマリア関係者は、交渉に関与している地域有力者と29日に電話で接触。2人を拘束しているのは地域の若者が組織する小規模な武装集団で、政治・宗教的な背景はないことを確認した。この有力者は、30日か10月1日にイスラム教の断食月(ラマダン)が明けるのを機に、交渉が進展する可能性があることを示唆したという。身代金要求などは出ていない。