アサヒビールは8日、荻田伍社長(68)が会長に退き、泉谷直木専務(61)が後任社長に就く人事を内定した。3月下旬の定時株主総会後の取締役会を経て、正式に就任する。
荻田社長は任期4年目。積極的なM&Aで事業の多角化を進めたほか、昨年4月には、中国ビール2位の青島ビールに約2割を出資するなど、海外事業強化に向けた道筋も付けた。
泉谷氏は、将来戦略の立案などを担う企画畑が長く、2007年からは主力の酒類本部長も担当、早くから次期社長の有力候補に名前が挙がっていた。内外の競争環境が激変が予想される中、コスト競争力強化や海外事業強化に向けた買収戦略の加速が課題となる。
泉谷直木(いずみや・なおき)京都産業大学法卒。昭和47年アサヒビール入社。平成12年執行役員、15年取締役、16年常務を経て、21年3月から専務。京都府出身。
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