農水省は17日、飼料輸入販売業者「九州文永堂直販」(宮崎県都城市)が中国産の飼料、飼料添加物計12銘柄を国産と偽装し、宮崎県、熊本県、鹿児島県の畜産農家に販売していたとして、飼料安全法に基づき、同社にこれら商品の出荷停止と回収を指示した。食品の産地偽装は多発しているが、飼料の偽装は異例。
同省によると、同社は今年1月から11月まで、中国の飼料メーカーから過去2年間に輸入した飼料、飼料添加物約20トンの一部を、「NEW トルラE」など12銘柄の商品名で国産として偽装販売した。動機について、同社は「中国産のイメージが低下しているため」と話しているという。