みずほ銀行は12日、農業関係者を集めた商談会「みずほビジネスマッチングフォーラム」を東京・内幸町の同行本店で開いた。商談会は2002年に始まったが、農業がテーマになるのは初めて。「食の安全」が注目される中で、全国の農家や農業生産法人、流通業者、食品業者など78社が参加した。
商談会は、みずほ銀行とみずほコーポレート銀行の取引先を対象に、新たな販売先や仕入れ先の開拓などについて話し合う。年に3~4回のペースで開いており、86回の開催で、延べ1万6000件の面談を行った実績がある。
これまでは、「IT」や「流通」などのテーマを中心に、参加企業を募ってきたが、今回は、農業や地方活性化を初めてテーマに採用した。
会場では、生産した米や果物などを持ち込み、商談相手に熱心にアピールする姿も見られた。
みずほ銀行ビジネスマーケティングチームの小木曽琢弥次長は「企業の農業参入が進むなど、農業をビジネスとしてとらとらえる機会が多くなっている。生産者と流通業者を結びつけることで、取引先企業のビジネス機会の拡大を後押しする」と話す。
みずほ銀行は、今回の成約率などを集計し、農業向けの商談会を継続的に開いていくことも検討する。
【関連記事】
・
「農業は成長分野」金融機関の農業ファンド設立相次ぐ
・
みずほ銀の著作権投資事業 ゲームソフト開発にシフト
・
仏総合金融に300億円出資 農林中金、信用力強化狙う
・
ドル“売り切れ”状態…円高進行で銀行、金券ショップ
・
みずほ下方修正、最終益半減 不良債権処理費用かさむ