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シャープ最高顧問で元社長の佐伯(さえき)旭(あきら)氏が、慢性腎不全で2月1日に92歳で亡くなった。告別式は近親者のみで行われた。社葬、お別れの会は行わない。
1935年に早川金属工業研究所(現シャープ)に入社。70年に創業者の早川徳次氏の後を受け、社長に就任、86年に会長となった。小型・軽量化で激しい競争を繰り広げた電卓に目を付け、主要部品のLSI(大規模集積回路)と液晶表示装置の自社生産に乗り出し、「液晶のシャープ」の基礎を築いた。
人材と資金を重点的に投入する独自の緊急プロジェクトチーム制度を創設し同社が掲げる「需要創造型の商品づくり」の先鞭(せんべん)を付けた。財界活動をしなかったほか勲章も辞退した。町田勝彦会長は佐伯氏の娘婿。
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